大人を孵ろう子供に還ろう


好きなものを何の疑いも不安もせずに
信じていられる子供を夢見て、ずっと子供でいたかった。


掠れた瞳と白く染められたモラル
変わることを許されない
大量生産を地で行くような不思議な不思議な空間


鏡は本当に正しい物を写しているの?
太陽は本当にいつも昼を照らして居るの?


こんな答えのないことだって
純粋に見たままを信じていれる


大人の私を抜け出せたら、
好きなものを何の疑いも不安もせずに信じていられたら
また違う私が居たのかも知れない


comment:最初にこの曲はアニメの金田一少年の事件簿のエンディングに流れていた
ちょっと不思議な曲が頭にありました。
もっと言っちゃうとTKさんが作っていらしたあんな感じです。
そしてあの曲を聴いているときに思った事が
現代版不思議の国のアリスを詩で書いたらあんな感じだろうなと言うことで
この詩にもそんな感じで書いています

時に不思議の国のアリスの作者、
ルイス・キャロルはこの物語を書くにあたって家庭教師をしていた
少女をモデルにしたと言われています。
当時の世界でどのような思いでこのような「
異世界を描いたのか・・・それは今も謎なままですね