イベントレポ『ぼくたちはここにいる。』

北区王子の会場『北とぴあ』知人の話では北区がバブリーな季節に建てた施設と言う・・・。
かく言う私も此処は企画『ウルティマリソルサ』というもののオーディションがあったり見知らぬ土地ではない。
王子に向かう途中、地下鉄の中で連絡が入る。
差出人はマイミク桑原氏。氏も私の口コミによりそそのかした一人で今日は参加を表明していた筈だったのだ・・・。
桑『電車のりまちがえた・・・。』
藍『ま、まさか王子ではなく八王子にいるのではあるまいな!(少し前まで間違えていたため)』
桑『いや、いまは麻布十番。すまぬ戦線から離脱する!』

・・・。プレイ開始前に戦力が脱落してしまった落胆もほどほどに電車は無事に王子駅に。
改札前には札の下げたスタッフさん。
ス『上にスタッフの誘導もございますので』
まぁ、すでに一度きているので迷わず向かっていると同じく札の下げた・・・。黒服!
取り敢えずみなかったことにする。


会場は7階と書いてあったので入るとすでに大量の参加者の姿が。
これが今回6時間もの長丁場を共にする戦友たち・・・。
トーキョー2.0と言う設定で会場内の部屋は各エリアに分かれているという。
主催の宣言と共に現れる敵のシルエット。7人のコスプレーY・・・。
もとい扮装を施したスタッフ・・・。いや、それでも開催スタッフに失礼か・・・。
せっかくだからPC視線で行こう。
と言うわけで此処からは長くなるから携帯版読者はパケットと相談して見てくれよ。

開会の挨拶と宣言と共にランダムに配られる1マイの布。
見てみると4つのシンボル枠と1つのクラス枠。蝶のエンブレムと名前の記入欄。なに!これ(布)まず最初に出されるミッション


A.8階に移動してシンボルに対応する都市に移動しろ。


ともかく移動を開始するイグジスト達。
8階の真ん中部分の部屋の扉が開いて入れる状態になっている。
みてみると


新宿ターミナル、
池袋サンシャイン、
渋谷アンダーグラウンド
品川零区ホート、
秋葉アトリエギルド、
代々木ヘブンズパーク、
明治ゴッドパレス


と別れている。
代々木は休憩所、明治は取引所になっているらしい。
ともかく、持っている蝶のシンボルを探すとどうやら俺は秋葉チームらしい。
そのうち集まってくる蝶のシンボルを持つ仲間達。
この秋葉はネクロマンサー(敵のボス。)蝶のマスクをかぶる怪人「PS」
彼が萌え文化を嫌ってしまったために今ではアーティストの街に変わったという…。
ともかく秋葉原ゲイ賓館のエリアマスターからチュートリアルとともに冒険者セットをゲット。
2つの小バッジと1つの大バッジ、さらに名札と名札ケース、地図とタイムスケジュールが書かれたパンフレット。
どうやら7回の最初に通された部屋は東京ドリームワールドと青山グレイブヤードと言うらしい…。墓地?ほかにも廃教会があるとか。
そしてバッジの方。小バッジはシンボルバッジと言うらしい。
コレには4色あり、それぞれにレベルがあるらしい。それが能力値相当で手には黄1、赤1と書かれたデザインバッジだった。
大バッジの方はクラスバッジでサムライと書かれている。YとR能力値のいずれかの判定に+1dすると書かれたお兄さんの書かれたバッジ。
隣の人は赤1が二枚にプリースト。やはりまちまちのようだ。
ランダムに配られたもののどうやら組み合わせ的には当たりを引いたらしい。
しかしなぜか釈然としないのならはきっとここに入っていたハズレと書かれておられていた折り紙のくじ?のようなもののせいだと思う。しかしこのクジはほかの参加者のセットには入っていないようだ、本当にあたりなのかハズレなのかわからない。



サムライ=赤と黄のいずれかの判定に+1D
オカルティスト=青と緑のいずれかの判定に+1D
プリースト=アンデッドの敵のHPが-10%(3人分まで重複)
モデル=シンボルバッジを取り付けられる枠が+1
ハイエナ=敵のドロップが+2
ノイズ=敵のHPが-5(何人でも重複)
パスファインダー=敵の能力倍率(弱点)の一つがわかる


の7つがあるようだ。
そこまで判ったところでチュートリアルがはいる。
1.パスファインダーによる弱点看破&プリースト人数の集計
2.参加者全員の各色ごとのレベルの合計をだし、サムライとオカルティストを足した後に
敵の倍率をかけて合計ヒットを出す
3.結果の算出(+ノイズの能力)
どうやら切り札だとかそう言った煩雑になる要素は入れていないらしい。
何はともあれチュートリアルはもちろん勝てる仕様である。
さて、チュートリアルでの報酬を受け取って各所に分かれていく仲間達。
うーん。俺はソロで参加だからな・・・。とりあえずチュートリアル終わっていないところもあるだろうからチュートリアルの報酬を握り、中立の交易所に行こうか。
そう思い立ち明治ゴッドパレスに向かう。


犬、巫女さん、巫女さん…。女医さん?

女医さんは灰色のバンダナ。どうやら元能力者の敵スタッフ…(と言う設定な味方進行役)
うん。神社でしたか…。萌えるのでよし。
料金表は…まぁ最初なので変えるバッジはないようだがどうやらシンボルバッジは3レベルまで。クラスバッジも4C(銅貨)で買えるらしい。
「まぁ、クラス枠は一つだけだから一つあれば十分だろう。」と踏んで最初はレベル3バッジを優先することに。
そうこうしているうち大イベントというメインストリームの受付時間である。
大イベントは交易所での参加表明が必要らしい。
料金表を眺めていたら参加枠が少なくなっており残っていた品川のBeeeeeer!!!!に参加することに。
品川のの飲んだくれネクロマンサー課長が究極のビールがほしいらしい。3つの封筒のあて先にあるビールの原料をもってこいとの指令。時間は10分
封筒の中には明治との文字。交易所にとんぼ返りすると東京ドリームランドの人形の写メをとって来いとのこと。
「携帯カメラを持っていること前提のミッションだな…。」
「携帯持っていない人間いないんじゃない?」
「いや交易所の荷物預かりの中に入れた人とか…。」
そんな会話をしながらも時間を気にしながら東京へ。品川ネクロマンサーの眼鏡をかけたキティちゃんを撮影。
そんな中
「こんなところに折り紙落ちてる。」
との声が聞こえる。
時間が無かったので確認は出来なかったものの折り紙は代々木の延々と折り鶴を折るミッションでも使っているし何処かのイベントの備品かもしれないのでとりあえず聞くにとどめておく。
ともかく還ってきて渡されたもの…。
セブンイレブン海洋深層水
仲間の探してきたもの。
ホップがプリントされた紙。
麦チョコ。ww
この三つの登場どうやら3つのアイテムの詳細は聞かされていないらしい。
「じゃあこれらを混ぜて飲んでもらおうか。w」
「いや、ビールは醸造しないと…。判ったよ、報酬やるからもう還ってくれぃ!」
無事にミッションクリア〜
時計を見ると続く新宿大イベント「塔の上からの落し物」がちょうど受付中とのこと。
枠も余っているようなのでそのまま新宿へ
「私の大切なものが塔の上から落ちちゃって集めてきてほしいの。たくさんあれば合っただけいいわ。」
といって新宿のネクロマンサーユエ様が取り出したのは折りたたまれた折り紙
「ここで使うのか!!」
「ハズレと書いてあるのは有効ですか?」
「有効よ。書いてある文字は戯れ、秋葉の奴との識別用だから」
ともかく折り紙を探せとのことらしい。
もちろん目指すは東京ドリームパーク。
「仲間が見つけた折り紙はこのイベントのことか…。」
「しかしこの折り紙、この大イベントに参加しない人間には無用…。」
と考えたときにほかの参加者も持っているのでは?と思い立ち探し始める。
「さてそろそろ時間ね。24個ね。」
そう言ってネクロマンサーの力の源のベルを鳴らすとかけらは親衛隊となって襲い掛かる。
戦力は?とみたときに120HPに対して70ちょっとのヒットに誰もが青山送りを覚悟する
「ここで皆様の集めたかけらの数の2倍だけHPが減ります!」
「やっぱり一度砕いてしまうともろいものね」
何とか撃破…。


とりあえず小イベントを適当にこなしてインターバルの前に3レベルバッジを2枠埋めるだけ交換することに成功とともに休憩時間。皆で代々木にある折鶴を織る。
織ると情報が開示されていくらしくその中で記帳イベントの存在を知る。自分の初期配置都市で自分の名前を記入してその後、明治で存在を証明(チェック)しにいくと無条件でベルがもらえるもの。それに加え代々木のイベントボードを見ると秋葉で大イベントがあるようなので言ってくる


秋葉ネクロマンサーPSは倒されているらしいのだがそれが復活する噂を耳にする。
という訳で普段は死んでからしかいけないデスペナエリア青山に行って来る事に。
死んだはずのPSはデスペナを受けて復活しようとしているじゃないか。
「いや、この答案用紙、名前書いていないねぇ、これじゃ完全復活は認められないなぁ。」
そこで鉢合わせる俺達。
「ネクロマンサーだったらイグジストの挑戦は断らないだろう?」
「あ、当たり前だっ!」
そうして始まるPS戦。
パスファインダーは何人?」
4人。つまりすべての能力値看破。
「特殊能力があったんだけどパスファインダーで看破できなかった色は1倍になる。こりゃ完全に不利だなPS!」
「完全看破ですものね…。んでプリーストは?」
・・・。
0すか!
「いきなり戦局がひっくり返ったな。」
こちら側のサムライとオカルティストを足した最終戦力は300。
返されるカード
HP700…。
「復活途中でHPは半分だったんだけど…。足りないな…。」
という訳で墓地でそのまま初のデスペナを食らうことに。
しかも15人の大量虐殺…。
メニューを振るとPSと同じ計算ドリルらしい。
聞くところによると青汁やダイス積みなどもあるらしい。(賽の河原と賽コロを掛けたか?)
ともあれこんな場所とはおさらばだ。

墓地をでて地道に地力を高めることに…。
ようやくクライマックス前までに4つの枠とそこにつける3レベル×2と2レベル×2を貼り付けられた。


クライマックス前も皆で折り紙を織りながらリソースを交換する戦友たち。
そうして決戦の時間。
全員が変貌を遂げた東京エンドオブワールドへ。
東京にもう一人現れる主催さん扮するネクロマンサーの指揮者
彼の能力でよみがえったネクロマンサーたちと最後の戦い。
しかしここで発覚する事実。
「お前らが青山で記帳したノートだ、158人だと。しかも最多死亡数6なんて奴が居るらしいぜ?」
ここで死亡数×10(数値についてはアフタープレイで発覚。)が指揮者のHPに追加する能力が発動
ラストバトルでは全員が初期配置の都市でネクロマンサーと戦うか選抜で指揮者と戦うメンバーに分かれるらしい。
「お待ちなさい!」
とともに折鶴を片手に現れた女医さん。とさらに現れた無所属のネクロマンサーの策で折鶴の2倍だけHPが減るという能力が発動
そして秋葉メンバーにはパスファインダーが3名。もう能力値がわかっていたのでメンバーで組み替えて黄色で固め、必要最低限だけ残して指揮者に当たることに。
「後一人くらいほしい。」
「俺、オールラウンダーだから色が固定されるところで役立つか判らないが…。」
正直固定値ばかりのメンバーだったのでいやな予感がして俺は秋葉防衛に。
結果150vs120で辛勝!
ほかのエリアでも勝利の拍手が聞こえてくる。アフタープレイで判ったことだけど復活して参戦した渋谷ネクロマンサーはだいぶ弱っていたのかかなりのオーバーキルだったとか…。


横では東京に投入された最大級の戦力の集計が…。
「では結果発表!イグジストがわの戦力800(よく覚えていないが)大して指揮者の色々補正がかかった最終HP1200!」
それとともにネクロマンサーたちが俺達の書いた存在証明書を破り捨てる。
すると名前をおもいだせと真っ暗な会場に並べられた名札を探し出す最後のミッションのあとエンディング…。




バッドエンドだったにもかかわらず全員の一体感は今まで無いくらいでした。
またコンベンションめぐりに出かけるかな〜とエネルギーをもらった一日でした。