頑張れは残酷な言葉





頑張れは残酷な言葉。
どんなに足掻いても無理なことだってある
「たとえそれが幾億分の一の可能性だったとしても
『かもしれない』があるなら頑張れ」
分かるけどそんなに私は強くない


頑張れは残酷な言葉。
弱いものを追いやりもする残酷な言葉。
無責任にも掛けられる無慈悲な言葉
仮染の希望で満たす非情な言葉


これ以上は辛いだけだから
私を見るのは辞めて欲しい、触れて欲しい、交錯する二つを抱える
頑張れは残酷な言葉。


comment:頑張れは残酷な言葉。誰が言ったかは忘れましたけど印象的でした。
あまりに刷りきれた言葉は惰性で使われることもままあります。
頑張れというのもそんな単語の一つでしょう。
人は人だから頑張れない部分もある。慰め方だって一通りではないはずですから。